「エラとは?」「どんな効果とか副作用があるの?」そんな方に向けて、エラの効果や副作用、購入できるオンラインクリニックなどを紹介していきます。
エラ(緊急用避妊薬)の効果は?
エラは行為後120時間以内に1錠服用することにより避妊薬を期待できるアフターピルで、子宮内の環境を大きく変える有効成分・ウリプリスタール酢酸エステルが含まれています。
ウリプリスタール酢酸エステルが子宮内をすでに排卵した状態にすることにより排卵を抑制し、子宮頚管の粘液を変化させて精子の侵入を防いでくれるのが特徴です。また子宮内膜の増殖を防ぎ、受精卵の着床を阻害します。欧米ではエラがアフターピルの主流になりつつあるほどに浸透していますが、性感染症は予防できない、服用後は生理が予定よりも早まったり遅れたりする可能性がある点には注意が必要です。
エラの有効成分である黄体ホルモンの「ウリプリスタール酢酸エステル」は排卵を抑制する働きや子宮内膜の増殖を抑える働き、子宮頸管の粘液を増加させ精子を通りにくくする働きがあります。エラの黄体ホルモンの量は30mgと持続的な避妊目的で使用する低用量ピルなどと比べて黄体ホルモンの量が多いため1回1錠の服用で十分な避妊効果を得られるでしょう。
参考:処方薬「エラ」のご説明(ネオクリニック)
レボノルゲストレル法との違いは?
エラはエラ錠(アフターピル)を使用した避妊方法で、レボノルゲストレル法はレボノルゲストレル錠(アフターピル)を使った避妊方法です。またエラは行為後120時間以内に服用することにより効果を期待できるのに対し、レボノルゲストレル法は行為後72時間以内に服用することにより効果を発揮します。
エラはレボノルゲストレル法よりも高い避妊効果を期待できるほか、行為から時間が経過しても避妊効果が下がりにくいのも魅力です。しかもBMIの値が30未満の人に効果を発揮するレボノルゲストレル法とは違い、BMIの値が30以上の肥満である人にも高い効果を期待できます。
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エラ錠の服用効果時間
エラ錠を服用するタイミングは行為後120時間(5日)以内で、行為から時間が経っていても避妊効果が落ちにくい傾向にあります。他のアフターピルは時間が経つにつれて避妊成功率が落ちてしまいますが、エラ錠は行為後24時間や48時間でも同等レベルの効果を期待できます。そのため特に避妊に失敗してから時間が経っている場合や、アフターピルを受け取るまでに時間がかかりそうな場合にもおすすめできます。
エラ錠(アフターピル)の副作用は?
エラ錠の副作用には不正出血や消退出血、頭痛、吐き気、倦怠感、腹痛、生理痛、めまいなどがあり、他のアフターピルに比べて少ない傾向にありますが、まったくないわけではありません。
ella(エラ)の主な副作用は、不正出血や消退出血、吐き気、頭痛、胸の痛み、経血量の 増加や減少また生理不順、疲労、下腹部痛などが報告されています。
参考:アフターピル エラ(ella) pill(きぬがさクリニック)
副作用は消退出血を除くと一定期間が経てば治まる傾向にあり、長くとも3週間以内には落ち着くケースが多いです。ちなみに消退出血は子宮内膜が剥がれて起こる出血で、服用後7~10日程度で起こる傾向にあります。もし副作用がアフターピルの服用後3~5週間以上に生じた場合は、医師による診察を受けてみることをおすすめします。
エラ錠の服用後に吐いてしまった
エラ錠を服用した後に吐いてしまった場合は、エラ錠の成分が体内に吸収される前に吐き出している可能性があります。特に服用後3時間以内に嘔吐してしまった場合には注意が必要で、成分が十分に吸収されていないので避妊効果を期待できないケースが多いです。
服用後3時間以内の嘔吐だと成分が十分に吸収されず、避妊効果が期待できない場合があります。その場合は追加でもう1錠の服用が必要です。
参考:エラ(緊急避妊薬)とは?(フィットクリニック)
もし3時間以内に嘔吐してしまった場合は再度1錠服用する必要があり、もともと嘔吐しやすい人は吐き気止めと一緒に飲んだり、あらかじめ2錠分処方してもらったりするのがおすすめです。
エラ錠の併用禁忌(飲み合わせ)は?
エラ錠と併用禁忌される飲み合わせはバルビツール酸塩やボセンタン、カルバマゼピン、フェルバメート、グリセオフルビン、オクスカルバゼピン、フェニトイン、リファンピン(リファンピシン)、フェノバルビタール、セント・ジョーンズ・ワート、トピラマート、ダビガトランエテキシレート、ジゴキシンなどの成分が含まれた医薬品やサプリメントです。
これらの成分はエラ錠の避妊効果を下げてしまう可能性があるので、もし服用している場合は医師に相談してみるといいでしょう。
またイトラコナゾールやケトコナゾールなどの抗真菌薬は、エラの血漿中濃度を上昇させてしまうリスクがあるので要注意です。
エラ錠が処方可能な
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エラ錠についてのよくある質問
通販での購入は出来る?
エラ錠はオンラインクリニックで処方を受けて購入することが可能で、通販サイトでショッピングするように自宅にいながら買えます。ただし輸入代行サイトで購入するのは危険で、配送が遅かったり、偽薬が含まれていたりするのでおすすめしません。避妊効果を期待できないうえに、身体に支障が出てしまうリスクもあります。
ジェネリックは安全なの?
ジェネリック医薬品と先発医薬品とは、有効性や安全性について基本的に違いはありません。ジェネリック医薬品は、先発医薬品と異なる添加剤を使用する場合が多くありますが、先発医薬品が上市後に添加剤を変更する場合と同様に、添加剤の違いによって有効性・安全性に違いが生じないことを確認しています。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は効果や安全性などにおいて先発医薬品と違いがないので問題なく使用できます。またジェネリック医薬品は開発費がかかっていない分、先発医薬品よりも安い値段で購入できるのが嬉しいポイントです。
Era One(エラ・ワン)との違いは?
エラ錠は先発医薬品・Era One(エラ・ワン)のジェネリック医薬品で、効果や安全性、副作用などには違いがありません。ただ、ジェネリック医薬品であるエラのほうが安く購入できるため、できるだけ費用を抑えたい人におすすめできます。
エラ錠について|まとめ
エラ錠は行為後120時間以内に服用することにより避妊効果を期待できるアフターピルで、避妊に失敗してから時間が経ってしまった人にもおすすめできます。最近は自宅にいながらオンラインクリニックで処方を受けて購入できるので、少しでも気になる場合は医師に相談してみてください。