ノルレボ錠(緊急用避妊薬)とは?副作用や服用方法・72時間用服用薬について入手方法を解説

「ノルレボ錠って何?」「どんな効果とか副作用があるの?」

そんな方に向けて、ノルレボ錠の効果や副作用、購入できるクリニックなどを紹介していきます。

ノルレボ(緊急用避妊薬)の効果は?

ノルレボは行為後72時間以内に服用することにより避妊効果を期待できるアフターピルで、避妊に失敗してしまった場合に行為後でも望まない妊娠を防ぐ効果を期待できます。

ノルレボに含まれる黄体ホルモンの作用により排卵を抑制。受精卵を作らせないように作用し、排卵日の前後の性行為で避妊に失敗した場合でも望まない妊娠を防ぎます。

さらに、子宮内膜の増殖を防止して体温の上昇を防ぐ作用があるため、受精卵になっても着床を防いで妊娠を防止します。

参考:ノルレボ錠1.5mgは医療用医薬品のアフターピル | 効果や失敗談、購入方法を解説(アイシークリニック)

ノルレボを服用することにより排卵を抑制するだけでなく、子宮内膜の増殖を防止する効果も期待できるため、受精卵になっても着床しにくくしてくれます。

ただしノルレボには消退出血や不正出血、吐き気などの副作用があり、特に消退出血は副作用として起こる可能性が高いので注意するといいでしょう。ちなみに消退出血は子宮内膜が剥がれて起こる出血です。

レボノルゲストレル法との違いは?

ノルレボはノルレボ錠(アフターピル)を使用した避妊方法で、レボノルゲストレル法はレボノルゲストレル錠(アフターピル)を使った避妊方法です。

またノルレボ錠は2011年にあすか製薬が発売した先発医薬品であるのに対し、レボノルゲストレル錠は2019年に富士製薬が発売した後発医薬品(ジェネリック医薬品)です。

ノルレボ錠は、日本であすか製薬が2011年に発表した先発品です。それに対してレボノルゲストレル錠は富士製薬が2019年に発表した後発品(ジェネリック医薬品)です。

そのため、レボノルゲストレル錠とノルレボ錠の効果や副作用に違いはありません。ただしジェネリック医薬品にあたるレボノルゲストレル錠の方が薬価が安いです。

参考:レボノルゲストレルとは?避妊率や副作用、ノルレボとの違いを解説(アイシークリニック)

ノルレボ錠とレボノルゲストレル錠の効果や副作用には違いがありませんが、値段は開発費がかかっていない分、レボノルゲストレル錠のほうが安くなっています。

ノルレボ錠の服用効果時間

ノルレボ錠において避妊効果を期待できる服用タイミングは行為後72時間以内で、服用後2~3時間で効果が出はじめる傾向にあります。

また行為後からの服用が早ければ早いほど高い避妊効果を期待できるのも特徴で、できるだけ早めに服用することが推奨されています。

万が一行為後72時間を過ぎてしまっても120時間以内であれば、何も服用しないよりかは避妊効果を期待できます。

ノルレボ錠(アフターピル)の副作用は?

ノルレボ錠の副作用には消退出血や不正出血、吐き気、倦怠感、下痢、発熱などがあり、特に消退出血は多くの人に見られる副作用です。

特に消退出血は46.2%の確率で報告されているため、副作用として起こる可能性が高いです。消退出血は通常の生理より出血する期間が短く出血量が少量です。

参考:ノルレボ錠1.5mgは医療用医薬品のアフターピル | 効果や失敗談、購入方法を解説(アイシークリニック)

ノルレボ錠の副作用は服用後24時間~3日程度続く傾向にあり、基本的には一過性であるケースが多く長期化しません。

消退出血が起こるタイミングは早い場合で服用後3日、遅い場合で服用後3週間程度で、平均的には服用後10日程度で起こるケースが多いです。

ノルレボ錠の服用後に吐いてしまった

ノルレボ錠を服用した後に吐いてしまった場合は、ノルレボ錠の成分が体内に吸収されていない可能性もあるので要注意です。

特に服用後2時間以内に吐いてしまったケースは十分な避妊効果を期待できない可能性があるので、万が一嘔吐してしまった場合はすぐに医師に相談してください。

ノルレボ錠は服用後2〜3時間で効果が出始めます。

しかしノルレボ錠には副作用として吐き気を感じることがあり、服用してから2時間以内に嘔吐すると、成分が吸収されず十分な避妊効果が発揮できない可能性があります。

参考:ノルレボ錠1.5mgは医療用医薬品のアフターピル | 効果や失敗談、購入方法を解説(アイシークリニック)

服用後2時間を超えていれば体内に吸収されているため問題ないですが、服用後2時間以内の場合は再度服用させられるケースが多いです。ちなみに薬代も再度かかってしまいます。

ノルレボ錠の併用禁忌(飲み合わせ)は?

ノルレボ錠と併用禁忌である飲み合わせは抗けいれん薬やHIVプロテアーゼ阻害剤、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤、抗酸菌症治療薬、セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)などです。

特にセイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)は注意が必要で、サプリメントやハーブティーなどにも含まれている可能性があります。

また飲み合わせではありませんが、ノルレボ錠には黄体ホルモン(女性ホルモン)が含まれているため、黄体ホルモンアレルギーがある人も服用できないケースがあります。

ノルレボ錠が購入できる
オンラインクリニック早見表

レボノルゲストレル錠が購入できる
オンラインクリニック6選

CF

マイピル

DMM

mederi

ノルレボ錠についてのよくある質問

通販での購入は出来る?

ノルレボ錠はオンラインクリニックにて処方を受けて購入することは可能で、通販で買うように自宅まで届けてくれます。

輸入代行サイトでも購入できますが、偽薬が含まれていたり、服用タイミングに間に合わなかったりするので購入しないことをおすすめします。避妊効果を期待できないうえに、身体に支障が出てしまうリスクもあるので危険です。

ジェネリックは安全なの?

ジェネリック医薬品でも効き目や安全性は先発医薬品と同等であることが証明されているので、少しでも費用を抑えたい人は「レボノルゲストレル」を選ぶといいでしょう。

参考:アフターピルの価格一覧!副作用などの違いを解説(プライベートクリニック)

ノルレボ錠はジェネリック医薬品(レボノルゲストレル錠)でも問題なく使用できるほか、ノルレボ錠と同等レベルの避妊効果を期待できます。

また開発費がかかっていない分ノルレボ錠よりも安く購入できるのも特徴で、できるだけ費用を抑えたい人にもおすすめできます。

ノルレボ錠について|まとめ

ノルレボ錠は行為後72時間以内に服用することにより避妊効果を期待できるアフターピルで、行為後からの服用が早ければ早いほどに高い効果を期待できます。

最近は自宅にいながら処方を受けて購入することも可能なので、少しでも気になる場合は医師に相談してみてください。